2015年1月28日水曜日

沖永良部島②~冬

朝、寒く感じる14度。今日も北風がまだ強いです。
朝食は昨日Aコープで買っておいた半額納豆とヨーグルト、牛乳と徳之島で買ってきた芋団子。そそして昨晩『草』で食べた『やちむち』の残りを持ち帰ったものも。なんとドーナツも追加で入れてくれていた!うれしいな~♪

屋久島で大量に買っておいてたポンカン なんと1ネット100円!美味い!
三角のがやちむち  ツイストドーナツを入れてくれてた♪

食べ終わってすぐ、近くにあるソテツトンネルに歩いて行ってみることに。ソテツトンネルは徳之島のものよりずっと見ごたえのあるものでした! とてもステキな場所でオススメです。
 






反対側の入口


すぐそばがキャンプをしているワンジョビーチだ
ソテツジャングルは一本道。入った所と出た所は違う場所ですが、そこはもう一度Uターンして同じソテツ道を戻ります。長い距離じゃないし、反対から歩くとまた違った見え方がして戻るのも楽しいです。


さて、いよいよ今日は泳ごうと思います!島の人から北のポイントを教えてもらったのでそちらへ向かってみます。
北への途中、国頭郵便局が目の前にでてきました。沖永良部島では風景印のある2局だけで貯金すれば良いかな~と思っていたのですが、せっかくだから貯金してみることにしました。そんな感じでなんとなく寄った国頭〒だけど、なんととてもステキなハンコだったんです~~♪『日本一のガジュマル』の文字とさらにガジュマルのイラストまで入っているではありませんか!わ~お!もしかしてこの島、他の郵便局もステキなハンコなんじゃないの?ということで後で局巡りもすることに決めました。


島の人に教えてもらった空港近くのエッジが近い場所へついたけど北向きだからちょっと波が当たっているなぁ。

エッジの近い場所

 もうちょっと波が無いこのすぐ近くの場所で泳いでみましたが、いまいちパッとしなかった。すぐに一度上がって場所移動してみることにしました。

次に入った場所は笠石です。ここはエッジまで遠いからどうしようか考えたけど、とりあえず泳いでみることに。
私は入ってすぐ、エッジに着く前にもう寒さでギブアップ。本当に笑っちゃうくらいすぐに出てきてしまいました。さっき空港近くのポイントで1度無駄に入って冷えてしまったダメージが大きい。

今回の私達の装備は旦那だけウェット、私はチタンラッシュ。なぜ私はウェットじゃないのかというと・・・縮んで入らなくなっちゃったんですー!!なんてこったい(>_<)やはりウェットじゃなきゃだめだった。私はもう泳ぐのを諦めましたよ。悲しいです。








マリックスの船がきたよー!


海はとてもキレイでサンゴも元気で魚もさっきより多かったそうです(ニザダイとかのいつものメンバーだけど)。バラクーダのデカイのが一匹しばらく近くを泳いでいたのが旦那はとても気にいったようでした。 さっきの無駄な1回が無ければ私も行けたのにな~くやしい。待ってる間に貝殻拾いをしたけれど、なーーーんにも落ちてないし!


ここからは郵便局巡りを。
和泊→ 知名→住吉→田皆→内城→余多とまわったところでタイムアップ。16時になってしまった。もう一つ玉城に簡易郵便局があるらしいんだけど、それは次回来たときにまわすことになりました。内城〒の時点でもう無理かと思ったけど、余多〒までの近道を教えてもらって滑り込みセーフとなりました。しかも内城から余多へ私達が向かっているという連絡をいれてくれていたのですー。
四角い建物がポンとあるカワイイ郵便局です。


内城〒のあたりを血眼で走っているときに偶然まごころ製糖の前を通りがかりました。ここは是非行きたいと思っていた黒糖屋さんです。局巡りを終えてから寄ってみました。


 まごころ製糖のおばちゃんは私達が局巡りのために目の前を走って行くのを見ていて「あれは後でウチに来るな」と思ってたんだそうです。本当はこの日は午後からお店を閉める予定だったそうで寄れたのは運が良かった。黒糖アンダギーも出来たてを買えました。
おばちゃんはすごく話好きで、たくさんの話をしました。なかでもおばちゃんは寝袋の性能が気になるようで、何度くらいまでいいのかとかいろいろ聞かれました。たしかに、ここ沖永良部ではこういうものは売ってないんだろうね。


5時頃にもう一丁泳ぐためにキャンプ場に戻ってみると、、、
なんとテントが開けられた形跡が!!半分チャックが開いてるーー!
中は荒らされてないようだけど(すでに散らかっててわからない)、なんかヤダ。コワイ。。。

そんなことがありながら、旦那だけキャンプ場の目の前の海に入りました。海は流れもキツ目で波が入り濁りめ、リーフも遠い。エッジに着いたころにはもう暗くてあまり見えなくなっていて旦那は早めに上がってきました。
待っている間、浜を見てみると大量のカツオノエボシたちが流れ着いている!ひぇーー恐えーー!
この浜のすぐ前にはお墓もあって、お墓参りの人たちも多くきていました。

濁っとる

こいういうところ

カツオノエボシがいっぱい 毒です!

拾った\(^o^)/

ギンカクラゲってやつですかー?


ルリガイとアサガオガイの違いがよくわからないですが、みにょーーんと中から浮きみたいなのが飛び出してます!これで漂流してるのね。 

海道具を洗ったついでに旦那はさっと水シャワーを浴びてから、夕食を食べにフローラルホテルの『台所haisai』へ。ここもとても美味しかったです!!2人でお腹いっぱいになって3750円でこれまた安い!
実は今日の昼ご飯は局巡りの途中で見つけた海辺のお店に入ったら正直ハズレでショックを受けていたんです。良かったぁ晩御飯美味しいところに行けて。



キャンプ場に戻ると9時でした。

ここで私も水シャワーを浴びることに!旦那からは何度も「やめた方がいいんでないかい」と言われたけど決行しました。
室内のシャワー室もあるんだけど物凄い下水臭くて中に入れないので、外のシャワーでササッと水を浴びました。正直、北風ビュービュー吹くなか水を浴びるのはかなり辛かったです。
浴び始めは「ハッ!ンハッッ!」と心臓が止まりそうになりましたが、それを過ぎたら逆にホカホカするような気がしてきます。でも気のせいなので本当にサササっと終わらせないと大変なことになってしまいます。

どうせ誰もこないべと思っていたのですが、体を拭いている時に坂の上の方から車がやってきました!
もう大慌てで服を着ようとしていると、車はこちらには来ずに浜の端で止まりました。どうやら潮干狩りに来た人だったようです。


この日は満天の星空の中眠りにつきました。



 

で終わるハズが、


夜中に坂の上から「キャハハハーーー」と騒がしい声が聞こえてきてそれがドンドン近づいてきます。
若い男女数名のグループです。
わざわざテントまで来て懐中電灯でテントを照らしてきます。「キャハハーー。キャンプしてるーーー」とか言ってます。本当にテントのすぐそばを囲んでいます。

コワイーーー  コワイヨーーーー
コワくてテントの中でじっとしてました。

若者たちはしばらくテントを囲んだまま帰らず、なぜか男子が歌を歌い女子が「キャハハーーー」と笑っていました。
照らしてくるやつらの懐中電灯の光がブンブン揺れるのを内側から見てるのって、けっこうコワかったです。

昼間テントを開けたのはこいつらなのか?どうなのか分からないけど、この夜の出来事は忘れられないものになりました。おかげでこの後、『若者の集団がキャンプ場に来る』というこの現実そっくりの悪夢を見てしまったのです。