2014年10月31日金曜日

徳之島②~冬


今日も超強風で海も荒れ天気は悪い。そして寒い!
突然スコールのような雨がふったりして油断できない天気だ。

徳之島リゾートアンドオフィスというホテルに泊りました。
晩御飯はついてないけど、朝食だけはついています。
トースト、サラダ、牛乳などのシンプルなものだけど、宿泊費も安いので充分です。
朝ごはんは7時から食べられました。

ご飯を食べ終わり、まずはホテルの真ん前のビーチに降りてみました。

ホテルの前から
 ビーチに降りてすぐの場所に・・・

モダマあったーーーー!

やったぁ!モダマゲットしましたぁ♪

ヤターーー\(^o^)/

アダンの実がほぐれて点々と落ちていた。ヤシガニが食べたの?
浜からはフェリーが見えました。マルエーフェリーです。
昨日私達が乗って来たのと同じ時間の、奄美から来て沖永良部へ行く下りのフェリーです。
昨日はマリックスラインだったので、今日はマルエーフェリー。
マリックスとマルエーが日替わりで同じ航路を運航しています。
トカラと違って毎日船があるので便利です。
船が来た!
船が通るのを見てから北へ向かいました。
途中、花徳〒へ寄り、100円と風景印を。

偶然見かけた浜へ降りてみると、そこは貝殻たくさんの浜でした。
タカラガイがたくさん拾えてラッキー。

黒く塗っているのはサビ止めだそうです。
浜には軽トラがいて、おじちゃんがサンゴの石や砂を集めて積んでいました。
なににつかうんだろう~?


畦プリンスビーチというところにも寄ってみたけど、ここでまた大雨と強風に。つらいー。
ちょっとながめるだけにしました。

さらに北へ北へ。
道沿いにハブセンターの建物があったけど、どう見てもやってないっぽい。廃業したのかな?

この日の昼食は北の金見崎の近くの金見荘という民宿で食べようと思っていました。
金見荘につくと、でっかいシャコガイがお出迎え!わーおデカイ!
パラオのイノキアイランドのシャコガイよりは小さいけれど、なになに?まさかこの辺にもあるの?
金見荘へおじゃましてみると、中でおじさんおばさんはビックリしている模様。
どうやらお客が来るとは思ってなかったようで、今日は食事は出来ないと言われてしまいました。
ショック!まじですか。
やはり冬だからか?この旅では閉まっている店ばかりです。

そとのシャコガイのことを聞いてみたら、昔に海外から輸入したやつでした!やっぱそうか。
そして、ここの名物なのか『みそ豆』も頂いちゃいました。


メニューだけ写してきた。

これ美味しかったですー!

昼ご飯処を失って、空腹がより加速してキツくなってきた。
先にどこかで昼ご飯を食べたかったけれど、この金見荘の近くに徳之島の見所の一つとされているソテツトンネルと金見崎灯台があるので、見てから行くことに。


ソテツトンネル

ポコポコ

赤ちゃんが

断面こうなってるんだー!

ソテツトンネルはけっこう枯れていた・・・。
かなり枯れていた・・・。
ちょっとガッカリしてしまった。
期待しすぎだったかもしれない。

ソテツトンネルの中は守られていて風が弱かったけど、出たとたんすごい強風でした。
金見崎から見える海も荒れている!
でも、なんだかなんとなくココって素潜りに良さそうな気がする。夏に試さねば!

左がわに金見崎灯台が


荒れてるけど良さそうにみえる

風がとにかく強い
ただ海を見ているだけにも見えますが、今後のためにも泳ぐのに良さそうな場所の物色もしているのです。


ここの後は島を時計と反対周りにムシロ瀬に向かいます。
向かう道も、右側の荒れた海から強風で潮が流されてきて、濃い霧のように視界が白い!
そんな潮の中を走るんだから車は長持ちしないわー。


ムシロ瀬につくと、そこはむちゃくちゃな暴風でした!
今、島で風が一番当たる場所がここなんだな。
海は大荒れ、潮が遠くまで飛んでくる!
私達のメガネも一瞬で真っ白に・・・み・見えない!
写真もろくに撮れたもんじゃねぇ!

ムシロ瀬

ムシロ瀬です

荒れたムシロ瀬のあとは、島の西側へでました。
進んでいくと現れたのはまた別の闘牛場です。


規模の大きな闘牛場から小さなところまでいろいろです。ここは中くらいかな?

さて、金見荘で食べられなかったお昼ごはんですが、島の西側にある平土野港のちかくの有機茶屋で食べることにしました。
有機茶屋は病院に併設されているお店でした。
カレーやピザを食べましたが、生野菜ジュースで生き返ります。


徳之島空港にも寄ってみました。
私達は船利用なので空港には用は無いんですけど。
空港の売店では、この奄美地域の雑誌HORIZONを何冊か買うことができました。

空港の近くには特攻平和慰霊碑があり、滑走路に使われていた道路があります。
浅間陸軍飛行場滑走路跡の道路
このあたりは徳之島の天城町というまちになりますが、その天城町役場にハブの館があるらしいのでそれを見に行きました。

さて、役場に着いたものの、ハブの館がどこにあるのかわかりません。
役場の中に入って聞いてみると、役場の建物の横にあるとのこと。
言われた場所を探してみると・・・あった!
これがハブの館か!!
ババーン

シャッターを自分で開けて見るんです!

中には大きなとぐろの塊が2つありました。


館の横には説明も。

鍵つきの厳重な扉。『ハブあけるな!!』の注意書きがあります。タッパーはなぜか『お尻拭き』と書いてある。
ハブの館の後ろに回ってみると、厳重に鍵のかけられた扉が並んでいました。(上の写真ね)
判りづらいけど、一番右側のガムテープに『ハブあけるな!!』と書いてあります。
館のシャッターの中に居る奴ら以外にも、このコンクリートの中にも控えのハブたちがいるのでしょうか?とても気になります。

さらに気になるのは、上に置かれたタッパーです。
中身は空なのですが、『お尻拭き』と書いてあるのです!
ハブのお尻を拭くの?
謎です。だれか知っていたら教えてください。



天気は良くないけれど、ちょっと山頂にトーチカがあるという山へも行ってみました。






古い階段。

ツワブキが咲いているところもありました



頂上です


覗き込むとこんなかんじ

山頂からのながめ

向こうで雨が降ってるのが見える!
この小さな山は登る途中でイノシシ柵を開けて登ります。
小さな山寺もあります。

ただ、冬以外の時期はハブが怖くて絶対登れねーー!

山頂からは向こうにスコールが降っているのが見えました。
スコールがどんどんこちらに近づいてきてる!
早く降りなきゃ~。
急いで山を降りましたが、途中で雨にぬれてしまいました。


この後は、オキナワウラジロガシの大木を見に。
オキナワウラジロガシの途中の森の中に小さな神社があり、中には石が祭られていました。
この石の重さで吉凶を占っていたそうです。


石が祭られている神社


オキナワウラジロガシ
オキナワウラジロガシの根元には泉の跡がありました。
コンクリートで作ってありますが、中は空。
近くに水は湧き出てはいますが、昔はもっと湧いていてこのコンクリ槽から出ていたのでしょうか?

地図を見るとこの近くに湧き水があるようだったので、そちらも寄ってみました。
東又泉と書いてアガリマタイジュンと読む泉だそうです。
昔から使われてきた湧き水だそうです。
水はぬるかったです!
湧き水なのにヌルイというのは北の人間にとっては衝撃をうけます。


雨が降ったりやんだり虹がでたり


アマミノクロウサギ小屋は閉まってた。普段は開いているの?

このあたりでもう暗くなり、晩御飯タイム。
飛行機の中で読んだ『奄美群島時々新聞』に徳之島の『タマゴおにぎり』が載っていたので、是非それを食べたいと思っていました。
たしか、その新聞にはグリーンストアのタマゴおにぎりと書いてあったと思い、そのスーパーへ行ってみました。

スーパーには奄美名物ミキが売られていました。量が微妙に違うあたりが手作りっぽくてグッドですね。


でかくないすか?

デカイのばっかよ
 肉コーナーは、こんなサイズ要ります?という『ポークチョップド原木』が売られていてビックリです。
なにせ原木ですから!
残念ながらスーパーにはたまごおにぎりが無かった。売り切れでしょうか?
スーパーの斜め向かいにお弁当屋さんがあったので、そちらに入ってみることに。
中に入ると、弁当コーナーはもう閉店していて、焼肉スペースで食事をすることになってしまいました。

・・・でも、メニューを見てみてもタマゴおにぎりがない・・・

ダメ元で店員さんに『タマゴのおにぎりは無いですよね?』と聞いてみたら、「イイデスよ!」と快く作ってもらえることになりました!
やったぁ♪


出来たてで暖かくて美味しかったです。ドでかくてコレだけでかなりお腹いっぱいになっちゃいます。


この日、ドコで見たのかこんなものを見ました。
『母間大アラ騒動』
1トンの大アラが居るという噂はいったいどこから?




この晩、天気は大荒れ、ものすごい暴風雨になりました。
ホテルの部屋に居ても、外の音がすごいです。
そしてすごく寒い!!!
エアコンで暖房を入れてるんだけど、全然追いつかないくらい寒い!
床とか壁がコンクリだからかな?
寝るときもエアコンつけながらじゃないと寒くて寝られません。

そんな感じの夜中に、突然エアコンが切れました。
部屋が停電です!
電気もつかない。

普段なら、まぁ朝までガマンしようかと思うのですが、寒くてとってもじゃないけどガマンできません。ホテルの人に電話して事情を話すと、すぐに駆けつけてくれました。

いろいろ外で試してくれたのですが、『大雨すぎて線のところに水がかぶってた』ということでした。
水が流れてこないようにいろいろ応急処置をしてくれて、とりあえず電気はまた使えるようになりました。
こんなこともあるんだなぁ。


天気は悪いし、夜中にこんなことがおきるし、けっこう疲れたなぁ。