手渡されたのは、小杉庵手作りの柚子こしょう。しかも要冷蔵だし!
どうしようか考えたけど、とりあえず1つ頂いきました。保冷剤つけてくれたけど、こっからが旅の本番のウチラには困っちゃうなぁ~。
この日の最大のイベントは夜中のフェリーとしまに乗りトカラへ船出する!ことです。
レンタカーを鹿児島中央駅に帰すのが19時なのでそれまでに南下していきます。
行った事ない所に行ってみよう!ということになり、八代海の方を目指すことにしました。
道中、直売所っぽい所があればどんどん寄って、美味しそうなものを物色していきました。体調を崩しやすい私は、島へ何かフレッシュな果物を持っていきたかったのです。
初めての八代海です。こういう色なんですねぇ。
とっても変わった鯉のぼりを見つけました!
くじらだ! |
くじらだよ! |
直売所の果物売り場にはデコポンがたくさん売っていました。デコポンと書いてあるのもありますが、多くはラベルに不知火と書いてあります。
『不知火とは?』という説明のボードが置いてありました。それによると、デコポンも不知火だそうです。不知火の中から農協を通して出荷され厳しい検査(糖度とか)を通ったもの がデコポンの称号を得るそうです。なので、直売に出されたものはデコポンを名乗れず、不知火として売られるそうです。
これはもう!不知火買うしかないでしょう!!ということで、不知火を買い込みパクついてみました。
不知火うんまーー!やっぱ本場は美ん味いねぇ。
八代海沿いを南下し、水俣に着きました。
ここでは水俣病資料館に行き、水俣病の歴史、現在までのことを知りました。
患者さん達の手記も、胸が痛くなり涙がでました・・・
ここからもうちょっと海岸沿いを進んで行きたかったのですが、時間も気にナリ始めたので鹿児島に向けて進みます。
曽木の滝とかチラリと見てみたり
不知火+焼き鳥を買って 、朝いただいた柚子こしょうをつけて食べてみました。やっぱ宿の飯で食いたいのぅ~。
かなり食べましたが、まだリュックの中には大きな不知火が6個程入っていて、かなりの場所をとっています。コレはこのまま持っていくことにしました。
鹿児島中央駅でレンタカーを返し、港まで歩きながらどこかで折りたたみ傘を1本買おうと思っていました。
今回いろんな忘れ物をしてきましたが、傘1本・雨具の下ズボンなんかを忘れてきたのです。どうしちゃったんだろ?
港までの道も、大きな通りにでないと傘売ってないと思うのですが、ナゼか人ごみの苦手な私らは1~2本外れた道を進みました。・・・・・・もちろん店は無かったし暗いし、おかげで傘も買えなかったけれど、予期せぬものがでてきました。
『なんとか新八生誕の地』という石碑です。苗字忘れた。
歴史好きの旦那は知っている人だったようで「お~そうなんだ」と言ってました。そこからほんの少し進むと今度は暗闇の中から『東郷平八郎生誕の地』が現れました。
みんな、すごい近所から輩出されてるんだ~!という驚き!
高校の敷地の中の一角でした。
偶然選んだ静かな通りでしたが、意外な発見でした。
いよいよ港
十島航路でーす!
以前乗った三島(フェリーみしま)とはお向かいサンです。
待合所で切符を買います。予約時にビックリしたことあるのですが、フェリーとしまには予約番号ってものは無いのです。名前だけでOKなのです。
切符買うときに、忘れずに友好島民の手帳にスタンプを押してもらいます。コレが貯まる日は来るのかな~?
乗船時間まで間があるので、近くに晩御飯を食べにいきました。私は奄美の鶏飯が大好きなので、鶏飯が食える店に行きました。が。。。えっと、やっぱ鶏飯は奄美で食わなきゃダメだな!という残念な結果になりました。しょぼぼーん。
待合所に戻るとさっきまではスカスカだったのに、たくさんの人で 賑っていました。
いよいよ乗船です。
なんというカッチョイイ船でしょう~!ドキドキしすぎで心臓が痛い!
今回は指定寝台です。
私がよく乗る船は御蔵島へ行くときの東海汽船です。この指定寝台は東海汽船でいう特2等です。が、こちらの方がずっとイイ感じです!シーツもあります。
2等を見学に行ったら、こちらも東海汽船よりずっとイイ感じの並びかたです!
むぅ!フェリーとしま格好良いだけでなく、イイ船だな~~~~♪
乗船前から私は超興奮状態で、旦那からは落ち着けとなんども注意されてますが、落ち着けまん。
船内探索にGO~!
車を載せる場所の時計がなぜかキュートだった |
自転車がぐりぐりにくくられて載せられてた |