私は寒さと出発前からの胃痛でなかなか寝られなかったです。
けっこう寒いので、朝の準備も手間取りました。
朝ごはんは夜と同じ笹の葉弁当。弁当は4つ頼んだのですが、 おにぎりの具やおかずに変化をつけてくれていました。ありがたい。
登山にオススメのかもがわの笹の葉弁当。
お茶も沸かして水筒2本に仕込みました。暖かい飲み物は絶対あったほうが良い。
今日のコースは雪の具合を見ながら、できれば宮之浦から永田岳へ、そして鹿之沢小屋で今晩泊るコース。
無理そうなら黒味岳かな?という感じで無理せず進むことにしました。
5時半 淀川小屋を強めの雪の中、晴れることを願って出発。まだ暗くヘッドライトをつけながら歩く。
出発です |
7時ごろ花之江河につきました。まわりも明るくなってきた。
水墨画の世界のような白黒世界 |
雪で足がとられる上、木々が雪の重みで垂れ下がってきて、それを掻き分けるのに疲れる。
投石平が一番風が強かった。
投石平は超爆風 |
ヤクシカがいた |
なんも見えねー! |
大好きな栗生岳 |
そして12時に宮之浦岳につきました。
宮之浦山頂 |
な・なんも見えねーー! |
雪の粒が積もっている感じというか、なんというか、説明が難しいのですが、変わってる雪だ。
まったくしまらない雪です。
気温はそんなに寒くない。 マイナス2度~3度くらい。
天気は、どうなるのコレ・・・。
どうするか、明日は回復するなら進んで鹿の沢小屋に行く、回復しないなら戻る。
里の人に電話して天気を聞いてみました。(便利になりましたねー!今は携帯とどくんだからね。)
里の人から『あの後天気が急変し、明日も回復しそうにない。もう道も通行止めになってしまった・・・』と情報を得て、このまま下山することにしました。
残念だけど仕方ない。
こうなったら心配なのは車の方だ。
通行止めになったって、どの程度積もってるのか・・・。屋久島のレンタカーにスタッドレスは無い。
こうなったら、一刻も早く、 車にたどりついて降りなければー!
脱出できなくなる!
山頂に居た時間はわずか10分、すぐに下山することにしました。12時10分に下山開始。
でも、10分前の自分の足跡もわからなくなるくらいになっています。
下りるぜー!
ロボが立ってるように見える |
そして18時に登山口についた!
ブラシもついてないから、手で雪を降ろす。
けっこう積もっちゃってる・・・。
途中、通行止めは3ヶ所でロープが張られていました。その都度ロープを外して通り、またかけるの繰り返し。
道は下るだけで、一度も登りが無かったのでなんとかおりることができました。
19時45分 あわほで牛乳など買い、20時にやくどんで晩御飯に。
ご飯を食べて、やっとなんだか落ち着きました。
さて、これからどうするか。
温泉に入りたいけど、面倒くさいような、でも入りたいんだけど・・・みたいな、疲れのせいで、なんだかうだうだしてしまいます。
でも、やっぱりスッキリしたいしということで、大好きな尾之間温泉に入りました。
時間はギリギリセーフ。21時に入って21時半に出ました。
熱いはずなのに、そんなに熱く感じない、やっぱり体は冷え切っていました。入って正解です。
体が温まって元気も復活。
栗生のキャンプ場を目指しました。
22時にキャンプ場に着。先客は1組。
テントの中で、私はすぐに爆睡したけど、旦那は今日の出来事を野帳にしるしてから23時に就寝。
この旦那の野帳を元に私はブログを書いているので、とても助かる。
雨が少々降っており、風がかなり強く、波の音が「ドゴーーン!ドゴーーーン!」 と一晩中鳴っていました。
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