起きたらスグに朝食を蒸すッ!
朝もイモだッ!! |
隣のテーブルには裸で裸足のオジサン。 我らは商店で買ったプラムとともにイモの朝食! |
昨晩はあんなにおしゃべりだったオジサンは、朝になると別人になっていた・・・。無口なのだ・・・。
あまりの別人ぶりに驚愕しましたよ。
でも、酔っ払っていた昨日のことは覚えているみたいで、なんだかバツが悪そうなんだよね。
だからそっとしておいた。
オジサンは毎日コレを繰り返していました。3時頃から飲み始め、酔っ払って、超おしゃべりになり、次の朝は別人のように無口になる。
イモを食べたら、丸山の探索にゴー!
丸山とは、青ヶ島の2重カルデラの内側のババロアみたいな部分です。このババロアの根元にキャンプ場がある感じです。(青ヶ島の写真を検索してみてネ)
丸山の上をぐるっとまわれます |
展望が開けた先の奥の山並みは2重カルデラの外の外輪山です。 |
あれが、山の上の里へあがる道です!! |
外輪山の切れ目が一箇所だけあって、海が見えた。 |
上の写真の場所です。 |
丸山にある神社には、とんがった岩が祀られていました。噴火のときの岩でしょうか? |
ぐるーーっと 暑いけど気持ち良い |
あの山の上が集落です!!写真では見えにくいけど、電波塔も見えます。 |
丸山を下りて、今度は池之沢の探索へ!
青ヶ島特産品の一つ『フェニックスロベレニー』 |
爆薬庫! |
青ヶ島地震観測施設 |
大橋水源を見に行ったのだけど、こんな溜め池が・・・。後で知ったけど、実際の水源は茂みの奥を進んだ所にあるそうです。 |
ババロアみたいな丸山。ウネウネになっているのは椿を植えているから。 |
池之沢にはとってもステキなオオタニワタリ群生地があります!タニワタリファンなら一度は行きたい所ですね。 |
頑張って歩いていましたが、朝起きたときから、めちゃくちゃ具合が悪い。頭が痛くって、体がだるい。フラフラ・・・。たぶん熱中症の入口くぐっちゃってたと思います。とにかく、夜中だって暑いし、日中なんて死ぬホド暑いし!
フラフラの青ヶ島2日目 午前の部 この時が一番辛かった。
昼ご飯はミルチのカレーを蒸して食べました。ぐったりで、私は食欲あんま無いのだけれど・・・。
そんな感じだったけど、いよいよあの坂を登り始めました!上を目指して。
行くぜーー! |
坂を登って、左に行くと集落の方、右へ行くと大千代港です。
大千代港は、難工事の末、崩落してしまった使われていない港です。空撮写真を見ると、よくこんな所に港作ろうと思ったな!とビックリするような急激なる崖の下にあります。過酷過激№1な港じゃないだろうか・・・。崩れてしまったけれど。
そんな大千代港をのぞいてみることに。
すごいーーキレイーーーー |
あっあれかッ!崖の下の大千代港 |
この崖感!!もうね、ほぼ垂直の下に大千代港はあった。右下に見えてますよ↑ |
急なんです! |
崩落してます・・・。 |
ヤバイ港だったぜー |
昆布じゃないよ!オオタニワタリだよ! |
子供たちの教育用の信号機。島に一つだけある。 |
集落まで上がったら、役場の外の水道で、頭から水をかぶりました。生き返る~~!むしろTシャツも濡らす勢いで浴びました。それくらいの暑さなんですよ!
商店で買物をしていると、八丈からのヘリで一緒に乗っていたお母さんと娘さんに会いました。
こんにちは~と挨拶を交わすと、
「どちらにお泊りですか?」と聞かれ、
「キャンプです」と答えると、間髪いれずに娘さんが「すごいっ!!」と大きな声でビックリしていました。
島の子なのか?島の孫なのか?わからないけど、率直な感想を受けて、『やっぱここで真夏のキャンプはそうだよね~』と思いました。
商店は涼しいです。あそこはオアシスだった。買ったヨーグルトとかを店内のテーブルで食べさせてもらえました。ひんやり~休憩したことで少し復活してきました。
てくてくと今度は尾山展望公園へ向けて坂道を登りました。ホント坂道の島だ~。
展望台からの眺めは素晴らしいです!
2重カルデラがよくわかります!丸山の右側の茶色い部分が蒸気地帯『ひんぎゃ』。そこにサウナ・東屋がある。 |
登ってきた坂道わかりますか?左側に写ってます。水汲むのにあれ登るんだぜっ! |
ここから東台所神社へと
東台所神社 |
神社からは・・・急!急な玉石の階段なんです! |
ステキな玉石階段です。急だけどね! |
2人とも、けっこう暑さにヤラレぎみで、お腹は減ってるんだけど、なかなかいつもの様には食べれなくって残念。
この時に気付いたんだけど、私の帽子に付けていた日除けが無くなってた!
思い返すと、神社に入った時、帽子を脱いだ時に落ちたんだっ! たぶん。
明日、探してみることにしました。愛着のあるものだったから、この時けっこう凹んでいました。
旦那が島寿司を。私は生魚が苦手で、刺身も寿司も食べれないんだ。 |
役場へ水汲みに寄ると、役場の女の人が夕日を見に連れて行ってくれました!ありがとうございます。島の人みんな親切だよ!
三宝港からの夕日 ステキでした! |
助かったぜ!
テントに戻ると
ん?
なんと!卵と |
ゴーヤーと島きゅうり が! |
ありがとうございます!
島産の食べ物が食べれます~(^O^)うれしい~♪
商店に売ってる卵もイモも、島のものではないので、ちょっとガッカリしていたんだよね。
でも、誰が?
わからない・・・。①管理人Gさん?②村長?③御蔵の人が連絡いれてくれた人?
この3人のうちの誰かのはず。
東屋へ行くと、 あの裸のオジサンともう一人おじさんが増えてて、2人で酒を飲んで、昨日よりもさらに酔っ払ってる・・・。昨日のように上機嫌おしゃべりモードへとオジサンは変貌していました。
もう一人は島の工事の人?かな?2人で3時ころから飲み続けているみたい。
晩御飯は食べてきたんだけど、管理人Gさんからイモをもらいました。すでに、地熱釜で蒸してある。蒸したてのイモ。
お腹はいっぱいだ。
だけど、もう蒸してあるからいけるとこまで頑張って食べた。でも無理だった。残った分は明日のイモへ。イモが増えた。
Gさんに卵と野菜のことを聞いてみたけど、Gさんではないらしい。
Gさんによると、卵があるということから『③御蔵の人が連絡いれてくれた人』 だろうと。
たぶん。そうなんだろうと。あとで、お礼に伺おう。(それで違ったらビックリだけどね)
暑さもあってテントの中がグチャグチャだったのが、ちょと恥ずかしかったなぁ。
この日もサウナに入り、東屋では裸のおじさん&島のおじさんの酔っ払い2人とGさん&ウチラのお酒を飲まない3人の5人でお話をしていました。
Gさんは昔、御蔵で働いたことがあって、その頃の御蔵の坂道は青ヶ島より酷かったそうです。
ホントに?ここより酷いってどんなよ!スゴイわ~
裸のオジサンはどんどん盛り上がっていき、とうとう 「スナック行こ!」と。
ん?
オジサン・・・。昨日、「それは違うんじゃないかと僕は思う」とか、オジサンの流儀をアツめに語っていたけど、自らスナックへと出発していきました。ノリノリで!
面白ー!
たぶん、スナックと言ってるけど、私達が晩御飯食べた居酒屋かな?
オジサンは集落に行くエチケットかちゃんとシャツを着て、Gさんの車に酔っ払い2人が乗り込んでわーわーと山の上へと向って行きました。
嵐が去ったような、やっと、静かな夜。
星を見て、そのままそこでスグにぐっすりでした。
青ヶ島の坂道、すっごーいっ。冬に星の写真を取りに行きたいけど私達夫婦はレンタカーとかレンタバイクが欲しいレベル~。レンタカー無い時は坂道の事は太っちょ旦那には内緒にして出発しようかなぁ。地獄蒸やらカルデラ内輪山&外輪山の写真やら見たら無性に行きたくなった青ヶ島!
返信削除露美さん達のカメラだったら、ステキな写真が撮れそうですね~☆
削除3泊あると歩いてまわってちょうど良いくらいでした。レンタカーも思ったより台数ありそうでしたよ。工事の人が借りるのかなぁ?