2016年1月19日火曜日

欠航でプチ湯治~おりはしの日々

夏の話です。
この夏(いつの夏だよ?)、気合の入った旅にでることにしました。

鹿児島スタート

中之島(トカラ)1泊

口之島(トカラ)4泊

小宝島(トカラ)2泊

喜界島 3泊

徳之島 2泊

沖永良部島 3泊


というロング旅の予定だった!鹿児島までは飛行機だけどそこから先は全部船で移動です。
夏ということもあり、台風がとても心配で1ヶ月くらい前からもう胃が痛かった。
そしてその恐れていた台風にどんぴしゃであたってしまったのですー。

せまってくる台風、もう出発の数日前には中之島の民宿から「たぶん無理だと思うよ~」と電話が入ってきてしまった。もし無事に船が出たらお願いしますということにしたけど、宿側は『無理だよ感』をビンビンに出していた。

そしてとりあえず、乗ろうとしていた日のフェリーとしまはしっかり欠航した!欠航が決まってすぐにお決まりの妙見温泉のおりはし旅館に電話を入れて本館に泊まれることになった。とりあえずセーフ!いやまだセーフなのかわからないぞ!鹿児島行きの飛行機は飛ぶのか?そこも心配だ!なぜなら台風が鹿児島直撃コースをとっているから。

もう欠航便もでているなか、私たちの乗る飛行機は条件付だったけど出た!そして着いた!鹿児島に。もう鹿児島まで来てしまえば、とりあえずセーフだろ。

今回はレンタカーも借りてない、おりはし旅館までタクシーです。妙見の宿は宿泊の人は宿にタクシーをお願いしておけば、空港や隼人駅との間をお得な料金でタクれるようになっています。
宿につくとなんと、この日の宿泊は私たちだけだった!!皆キャンセルだったり飛行機が欠航して来れなかった人もいたそうです。ウチら、ギリギリまだラッキーなんだな!

この日の晩、鹿児島を直撃しながら台風は進んでいった。
宿の人によると、ここは谷にあって山に守られていて台風は大丈夫なのだそう。大昔から雨戸も無いけど被害はでたことないのだそうです。
この時点での心配事は、明日船は出るのか?ということ。
この状況では9割無理なのだけれど、そこんところはっきりしてからじゃないと、おりはしに泊まるお願いも出来ない。
今日の分の船が奇跡的に明日延期で出るか、
明日もなければ次に出港するのは3日後となる(船のスケジュールでしかたないのだ)
それが決まるのは朝なので、温泉を堪能しながら一晩すごした。


朝になり、やっぱり次の船はこの日から2日後だと判明した。あと2泊できるようにお願いすると、今日は満室だから『山水荘』なら泊まれる、明日は本館OKということになった。
ずっと本館を愛していて本館一筋だったので初めての山水荘。
行ってみると本館とはまったく違うけど、快適でした。
おりはし旅館の本館はとても古くて趣のあるステキな建物です。大正時代の建物だそうです。
山水荘は同じ敷地にある新しい建物です。

滞在の数日はてくてく周辺を散策したり、死ぬほど梅の湯でループしたりしていました。
初めて熊襲の穴や近くの神社にも行ってみました。






冷蔵庫の湧水がありがたい


本館

山水荘

熊襲の穴入り口

熊襲の穴の中 壁画でいっぱいだった

そうか、熊襲の穴の地主は石原荘なんだ
和気神社

これはまさにもののけ姫の乙事主様じゃないですか!
離合って北海道の人は言わないです



3泊目、本館に移動するとなんと2階の真ん中の部屋だった。前までは2階は両端の2組だけしか泊めないと言っていたのだけど、いろいろ変わってきているようだ。


おりはしで湯につかって過ごしているともう天国すぎて、なんかもうこのまんまずっとここに居たくなってしまう。イカンイカン!旅にでるんじゃ。
出発の日は隼人駅までタクシーで向かいました。船は23時出港なのでそれまで桜島に行ってみることに。
昔、車でテイエム牧場まさかり温泉に行ったときに裾野のあたりは通ったのだけど、桜島の観光はしたことはなかったので初めての桜島だ。

港で大きな荷物を預けて身軽になっ船に乗りました。
船の中にはうどん屋さんがあったけど、すぐに売り切れになってしまった。帰りはなんとか食べたれました。
お金は桜島についてからバス運賃のように運賃箱に入れる方式だった。
桜島ではバスに乗ってみた。途中、ドンッ!と噴火して噴煙が上がった。
桜島はとにかく人でごった返していて疲れきってしまった。


噴火の瞬間

とにかく人が多くてびっくりです

途中からは遊歩道を歩いて帰った

帰りの船でうどんを食べた

そして鹿児島港へ・・・

※なんと おりはし旅館はオーナーも変わり改装中です。また私たちが泊まりに行ける料金だと良いのですが・・・。

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