2014年4月21日月曜日

もう一度やって来たぜ!~宝島1日目

中之島での朝。5時ころから宿の清算をしました。
トカラ友好島民の手帳jには、女将さん独自のハンコをポンと押して横に一言メッセージを書いてくれましたよ。

「悪石島の宿のお婆ちゃんが中之島の出身で、温泉がすごく良いから今度中之島に行ってみなさいって教えてくれて、今回は本当に来れて良かったです。」 と、去年の出来事を話すと、

「そのお婆ちゃん亡くなったんだよ」 と知らされました。


去年、一緒に温泉に入ったり、ビワをこっそりくれたり・・・どれもとても思い出深くて、お婆ちゃんと出会えて本当に良かったな。




5時45分に朝ごはんを受け取り、青年と共に車で宿を出発しました。
宿の2人の女将さんは温泉の清掃があるので、宿前で見送ってくれました。
車は旦那が運転し、その車は港に乗り捨てて置けば良いということでした。


港に着くと、釣りをしているオッチャンが投げた瞬間一発で切れてルアーがぶっ飛んでいくのを目撃してしまいました。



6時20分ころフェリーとしまはやって来た。

後ろの山が昨日登った御岳だよ

中之島も楽しい島だった!
一日雨が降ったのが悔やまれる。





フェリーとしまの船内では、去年平島で私達を助けてくれた(あまりの出来事でブログにも書けなんだ)3人組みのおじさんと出会い、お礼を伝えました。
3人のうちの一人が、サンドウィッチマンの伊達に似ていることから、私達の中では勝手に『伊達さん』と呼んでいます。 
伊達さんたちはまた平島に行き、今回も釣り三昧だそうだ。平島は釣りのメッカだ!

平島では船の中からだけど、港に居る宿のおじさんへも去年のお礼を言うことができてヨカッタ。


平島も海がムチャクチャきれいですよ~♪右のコンテナが待合所だよ


平島の次は諏訪之瀬島だ!
今回はお土産屋さんは出ているのか?
お土産屋さんが出てたらダッシュで買いに行こうと思っています。

はたして、出てるのか?出てないのか?



あ、、、お土産屋のお姉さん、、、手ぶらだ~


はい!出てませんでしたーーーー!

まぼろしすぎるお土産屋だよ。今回も買えなかったぜ!
次回こそ頼みますぜ!お姉さん!





諏訪之瀬島の次は悪石島です。

あのあたりが海中温泉♪入港の時に浸かりながら手を振ると楽しいだろう
去年泊った宿の女将さんが日本一周男子の写真を撮ってあげてたよ

悪石の港には『日本一周中』とでかく書いた自転車の青年が降りていった。

前に、与那国島の西崎灯台でこの自転車とよく似た自転車を見たんだけど、同じ人なのだろうか?
気になる!
与那国のときは、『日本一周中 情報求む』という感じで、同じく自転車の後ろに書いてあったんだけど、同じ人でよろしいでしょうか!



悪石島から次の小宝島までは時間があるので、船内に置いてある『子ども達が作った島の紹介ファイル』を見ていました。
これが、とっても面白いのです!


シロハブとクロハブのこと

判取!


上の写真の『判取』という制度を初めて知りました!
店も郵便局も、もちろん銀行もなにも無い島での送金方法だそうです。



 そして小宝島~~~~♪

小宝島LOVE


キレイな港でしょ~

バイバイ小宝島・・・今度行きます!

気絶するように爆睡でした


 そして今日の目的地、宝島です!



港に降りると、去年と同じ男性が立っていました。
この人は、去年、船から降りてきた私達に声をかけてくれた人で、まるで宿の人のようだけど実はお客さんだという常連さんだ。

今回は自分から常連さんに「湯でイルカです」と声をかけに行きました。
話すと少し憶えてくれていたようで、この方はS田さんと言い、毎年宝島でダイビングをしていて、トカラマラソンにも出たということを教えてくれました。

トカラマラソン!
運動嫌いの私が唯一参加してみたいマラソンがこれだ!
フェリーとしまに乗りながらトカラの各島を巡り、下船して走り、また船に戻ってくるというものらしい。
とても人気で、抽選が行われ、なかなか当たるもんじゃないと聞いたことがあります。


S田さんの運転で、私達と中之島から一緒の青年は宿へ向かいました。
この日も宿は超満員だ。
私達の部屋は20畳位の広い部屋でマンガがたくさん置いてあった。

荷物を置いたらすぐに昼ご飯。
なんとなくカレーかと思ってたらちらし寿しだった。
カレーが食べたい。明日こそカレーか?


ご飯の後は郵便局へ行き、100円貯金をしてきました♪
ついでにコミセンに行って明後日の切符を買おうと思ったら、その日にならないと売れないと言われました。
今回も自転車を借りることになっていたのですが、宿にもなんの連絡が入っていなかったので、このコミセンの人に聞いてみると、電話で貸してくれる人を呼んでくれました。

・・・どうやら自転車のこと忘れてたみたい。

バッテリーの充電も出来ていなくて、今日だけなら足りるかも?の残量でとりあえず借りることになりました。
明日、充電済みの自転車と取り替えるということに。
ということで2日分、2台で6000円を払った。


宿に戻って海の支度をし、さっそく泳ぎに行きました!




ここはウミヘビがむちゃくちゃ多い!




泳いだのは去年感激した大間泊。
でも、この日は少し濁っていたし、魚も少なかった。

そして寒すぎる!

海から上がるときに岸のそばの海底からポコポコと温泉が湧いているのを発見しました!
後で宿のご主人に聞いたところ、ご主人が子どもの頃から湧いているんだそうです。


明日はもっと海が良くなってることを期待してこの日は一回で泳ぎは終了。


一度宿に荷物を置いてから灯台へ行ってみることに。
ただ、すでに自転車が一台バッテリーが切れそうだ。
旦那は電源を切って走り、極力私の為に温存して進むことになりました。


鍾乳洞のところ

ここを開けて灯台へ進む。そこは牛地帯♪

牛の横を通って進みます

右奥に荒木崎灯台が





灯台から振り返るとこんな景色です
荒木崎灯台はとってもステキなところです。
何度でも来たくなってしまう。


宿に戻る途中でコミセンの売店に寄ってみた。
去年は時間が無くて行けなかったのです。
宝島の売店はお土産がたくさん売っていると聞いていたけれど、塩とバナナジャム以外は時期が悪くて品切れ中でした。ちょっとガッカリ。


バナナジャムにするのかな?売店に張り紙がありました。


今日の眺めは、小宝、悪石、諏訪之瀬まではハッキリ見え、中之島はぼんやりと見える程度でした。


夜7時ちょい前から晩御飯。

中之島から一緒の青年は、午後、荒木崎を目指して歩いて行き、着いたは良いけど帰りが晩御飯に間に合わないかも知れないと焦り歩いているところを島の人の車に拾われて戻ってきたそうだ。
しかも、また地図は持ってなくてちょっと不安になったって。でも、持つ気はやはり無いようだ。
明日は自転車借りたら?と軽く話してみたけど、どうするのか。

常連S田さんに海が濁っていたと話すと、ここのところずっと海が荒れていてS田さんもまだ一回も潜れていないということだった。
明日は少しキレイになってると良いけどな~。

去年もらった夜光貝のことを話すと、女将さんと常連S田さんは少し覚えていたようだった。
ご主人は悲別の話で思い出していた。
ご主人は『昨日、悲別で』のファンだそうで、去年は「悲別に行って見たいんだ」と悲別のことをいろいろ聞かれた。

「悲別という町は無いです」と言うと

「え?悲別だよ?アノッ!」

「ないですね・・・。聞いたこと無いです。」

カクカクシカジカ だいたいのストーリーを聞いた旦那が

「たぶん歌志内という町だと思います」

「えーーー!ショックだー無いのー!」

というやり取りが去年あったのです。
私達はその映画かドラマなのかは知らなかったけど、遠いトカラの島にファンが居るんだなぁ。



ご飯を食べ終わってから急いで温泉へ行き、帰りは港のフェリーとしまを見に行きました。

カッコイイ~!

フェリーとしまは今はもう全便、奄美大島まで行くようになってしまったので、この宝島に停泊している姿はもうレアなんじゃないかな?

船の側では釣り人がエイを釣り上げていました。




明日は晴れればイイナ~。

















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